『弁護士カレシ』作者、流田まさみ先生インタビュー

流田まさみ(ながれだ まさみ)

プロフィール
4月26日生まれ、神戸在住。
1993年「月刊少女フレンド」(講談社)にてデビュー。
ライブや舞台を観ることでパワーを充電し、
オカメインコに癒され、心をメンテナンスする体質です。

Q1 『弁護士カレシ』を描くことになったきっかけを教えて下さい。

シリアスでもコメディでも弁護士ドラマが大好きで、いつか弁護士のお話を描きたいと思っていました。そんな時こちらでご縁ができて、こうして弁護士が登場するお話が描けることになりなした。 

Q2 ここまで4話目を描き終えて、楽しく描けた部分、大変だった部分はありますか?

弁護士が描けるのが楽しいです! 法律調べるのもすっごく楽しいです! 大変な部分は弁護士たちのスーツです。たくさんスーツ男子がでてきますが、形とか柄とかに毎回悩まされます。まぁそれも楽しいんですけどね。

Q3 5話目以降、読者の方に「ここを見て欲しい」というところがあれば、お願いします。

辰巳と葵の二人に沢渡が参戦します。今後の沢渡や葵は、まともな恋愛ができるのか?というところですかね。

Q4 タイトルはどのようにして決まったのでしょうか? 
   没になったタイトル案がもしあれば、何点か教えてください。

最初は「パラリーガル・ラブリーガル」というタイトルをつけていました。でも「パラリーガル」という言葉はあまり知られていないということでボツに。

Q5 ペンネームの由来を教えて下さい。

デビュー決定の時は別のペンネームでデビューが決まり紙面で発表されました。その時はそのペンネームでこれからは頑張ろうと思っていたのですが、デビュー後第1作目を担当さんと一緒に考えていた打ち合わせで、当たり前なんですけど担当さんが自分をペンネームで呼ぶんですよ。でもペンネームで呼ばれることに、いつまでたってもどうしても慣れなくて、デビュー後第1作目が掲載されるタイミングで今の本名に戻しました。「まさみ」は本名では漢字ですが。いまでは「流田」なんて、私が今まで親戚の流田さん以外に会ったことがないくらい、めずらしい苗字だとわかり、本名に戻してよかったと思っています。

Q6 漫画家を目指されたきっかけは何ですか?

小さい頃から少女漫画ばかり読んでて、将来の夢は?と聞かれたら漫画家と答えていました。初めての投稿は高校生の時でしたが、お金もなくてあまり投稿できず、大学生になって、大学を卒業するまでに漫画家としてデビューできなかったら諦めて就職しようと決め、大学時代に投稿を頑張り、無事デビューが決まり、就職活動をしなくてすみました。

Q7 原稿を描くときの必須アイテムがあれば教えて下さい。

まだアナログ作画なのでアナログな道具一式と、コーヒーと音楽。

Q8 この漫画が面白い!ベスト3を教えてください。

麻生みことさんの「路地恋花」、海野つなみさんの「回転銀河」、いくえみ綾さんの「潔く柔く」。意図せず選んだのですが、どれもオムニバスストーリーですね。

Q9 最近、ハマっていることはありますか?

最近というか、ずっとハマってるのはインコです。ウチにはオカメインコが今一人いて、癒されています。インコグッズも大好きで、仕事机はインコグッズまみれです。

Q10 最後に『JOUR Sister』の読者にメッセージをお願いします。

これからも、クセのある弁護士たちと恋愛初心者の主人公を頑張って描きたいと思っていますので、応援をよろしくお願いします!