日本中が100日間を見守った、あの『100日後に死ぬワニ』から、4年の歳月が流れました。

今の時代、生きづらさを感じていたり、友人や隣人のことを理解しているつもりでも理解しきれないでいたり、そんな閉塞的な世の中に、何かしらの問題提起する新作品を描いていただけないかと、きくちゆうき先生に依頼をさせていただきました。

そこで、きくち先生が描いてくださったのが『100日後に死ぬネズミ』となります。

テーマは「自分らしく生きること」──。近くにいる相手を知っているようで知らない時代に「寄り添うことの大切さ」となります。親友や恋人、親など大事な人が突然いなくなったとしたら、アナタならどう生きていきますか? そんな問いに対する答えのヒントを、本作から見つけていただけたら幸いです。

本作では、前作『100日後に死ぬワニ』のワニの仲間たちのその後や、100日目の真相が明かされていきます。
100日目に何が起きたのか──。
ワニは死んだのか──。
タイトルの“死ぬ“とは──。
果たして親友のワニの“衝撃の1日”と向き合った主人公・ネズミはどう生きていくのか?
“本作キービジュアル”のネズミの涙のワケとは、一体、何なのか?
ネズミとワニとその仲間たちのその後、100日間の新たな日常をお楽しみください。