コミックス資料館

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第18巻 <もくじ>

不幸な宿題の巻
チエの結婚相手…!?の巻
みんながムカつく手紙の巻
顔が悪いッの巻
復讐のセールスマンの巻
キツネうどんが食べたいの巻
テレビの百合根の巻
お好み焼屋で火の用心の巻
百合根からの手紙の巻
一人ぼっちのカルメラの巻
迷惑がタコ焼もってやって来るの巻
カルメラ カンバーックの巻
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第1話 不幸な宿題の巻
春休みも終わり、今日はチエが通う西萩小学校の始業式。しかし、チエは宿題の絵日記を全くやっていなかった。ホルモンを焼いていたことしか思い浮かばないチエは、テツとおバァの二人に手伝ってもらうことに。だが、テツもおバァもちょっと過去を振り返ってみると、ほとんど毎日が同じことの繰り返しだった。刺激がない日々を過ごしていたことに気付き、三人は暗くなってしまう。
第2話 チエの結婚相手…!?の巻
チエに悪口を言うため校門で待とうとしていたマサルとタカシ。しかしそこには一足先にコケザルがチエを待っていた。名も知らぬ不良が言った「ワシはチエの結婚相手じゃ」という言葉に心配したマサルは、「幸福の使者」という名を使って、結婚をあせるとヒドイ目にあうぞ、とチエに忠告の手紙を出す。しかしその手紙はテツが書いたものだとチエとおバァは勘違い。一方、百合根はノイローゼのジュニアを温泉へ入れようと、店を閉めて旅立った。
第3話 みんながムカつく手紙の巻
「幸福の使者」の手紙にこたえていないチエに苛立ち、マサルは不良と付き合うのはやめるようわかりやすく書いた手紙をもう一度出すことに。その手紙でチエとテツはコケザルがマサルに結婚すると言ったらしいことを知る。怒ったテツがコケザルをしばいていると、逆上したコケザルが店の椅子を投げてガラスを割ってしまう。チエ、テツ、コケザルの三人はマサル書いた手紙で全員が不幸な気分にさせられた。
第4話 顔が悪いッの巻
「幸福の使者」の手紙にこたえていないチエに苛立ち、マサルは不良と付き合うのはやめるようわかりやすく書いた手紙をもう一度出すことに。その手紙でチエとテツはコケザルがマサルに結婚すると言ったらしいことを知る。怒ったテツがコケザルをしばいていると、逆上したコケザルが店の椅子を投げてガラスを割ってしまう。チエ、テツ、コケザルの三人はマサル書いた手紙で全員が不幸な気分にさせられた。
第5話 復讐のセールスマンの巻
ヒラメはもうテツの顔の上におかしな顔を描きたくないと言うが、テツが今日は大事な仕事があるのだと迫る。断りきれなかったヒラメは、そんな大事な仕事におかしな顔では行けないと思い、絵具を塗らずに水で描いたふりだけをした。そんなことも知らずにすっかり変装してると思い込んでいるテツは、拳骨をどつこうとセールスマンのふりをして訪れたが……。
第6話 キツネうどんが食べたいの巻
マサルは悪口を言うため今日もチエの下校を待つことにしたが、コケザルに家を燃やすと脅される。コケザルは引越し祝いでチエを招待しに来たのだが、特寿司が出ることを自慢したためチエはヘソを曲げてしまい、キツネうどんしか食べたくないと言い出し始める始末。一同は引っ越し祝いに向うことに。途中でマサルの家の前を通ることとなったが、コケザルに家を燃やされると本気で思っていたマサルはヒョウシ木を持ち火の用心をやっていた。
第7話 テレビの百合根の巻
夜中も1人で火の用心をやって、すっかり寝不足のマサルはホームルームで火の用心をやろうと提案をする。マサルと地区が同じチエは季節外れの火の用心に腹を立てる。そんな中、おバァがテレビのニュースで百合根を見たという。火災事故を報道するテレビニュースの現場では、なぜか片一方のヒゲがなくなった百合根とジュニア、それに小鉄が映っていたのだ……。
第8話 お好み焼屋で火の用心の巻
温泉旅館の火事を見てジュニアは元気になった。テレビに映っていた百合根もどうやら帰ってきたようなので、テツは片方しかなくなった百合根のヒゲをヒラメに絵具で描かせようと考える。しかし、お好み焼屋の扉を力ずくで開けようとして腰を痛めてしまう。そこに火の用心をチエと一緒にやりに現れたマサルとタカシだったが、腰のウラミをはらすためテツに付き合わされ、なぜかお好み焼屋の前で火の用心をやらされることに。
第9話 百合根からの手紙の巻
百合根はテレビに映ったわけをチエに手紙で詳しくしたためた。なくした片方のヒゲの理由なども明らかになるが、手紙の最後には人間は趣味を持たないといかんとも書かれていた。チエはどんどん儲けてホルモンを焼くことを趣味にしようと考え張り切ることに。そこにコケザルが儲け話をしにきたが、チエは全く相手にしないで聞き流していた。そのとき、カルメラ弟が店にきた。クビになったと言いだしたのだ。
第10話 一人ぼっちのカルメラの巻
急に弟分をクビにしたカルメラ兄が、一人で屋台を引き始めるという。「人間は結局一人でやっていかなあかんのや」とカルメラ兄は頑張っていたが、チエにはそれがヤケクソな感じに思えた。屋台を出しているはずの場所に行ってみたが、なんと屋台はほったらかし。カルメラ兄は落ち込んでいたのだった。一方、カルメラ弟は勘当されていたオヤジが亡くなり、郷里に帰るという……。
第11話 迷惑がタコ焼もってやって来るの巻
カタギになって知恵の輪職人に戻った地獄組の子分が、突然たこ焼きを持ってやって来た。どうやら親方がまた英語を使い出し始めたというのだ。葉巻を吸っていたときにたまたま出会った子供にノセられているためらしいが、そんな親方がテツと出会ってしまうことを心配して相談に来たのだった。そんな子分が帰ると、コケザルとテツが来た。そしてテツはカルメラ弟が一週間以内に帰ってくるかどうか、みんなと賭けをすることになったのだ。
第12話 カルメラ カンバーックの巻
カルメラ弟が帰ってくるかどうかの賭け「ケツ割りゲーム」は一口一万円。しかしその中にはコケザルが見つけて来たという、一人で五口も賭けた根性のバクダン男がおり、チエはそのことか少し気になっていた。賭けが終了するのは残り一日。獲らぬ狸の皮算用でホクホクのテツは、イカサマされないようにカルメラ兄と百合根と雁首そろえて駅で待つことにした。その日、最終電車まで待ったがカルメラ弟はついに帰ってなかった。