コミックス資料館

56巻イメージ

第56巻 <もくじ>

「誰がタヌキやねん」の巻
満月にタヌキは踊るの巻
タヌキの正体……の巻
「タヌキ対キツネ」交番の決闘の巻
タヌキポスターの波紋の巻
見た・居た・消えた……の巻
マサル(タヌキも一緒です)はどこだの巻
ひょうたん池の説得の巻
ポンタンの日記の巻
タヌキのお礼に剣の舞の巻
そんなこんなで今年も暮れるの巻
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第1話 「誰がタヌキやねん」の巻
チエとヒラメは、マサルが不気味なほど笑顔でいることに気付く。この前の冬休みには東京ディズニーランドに行ったばかりのマサルのこと、今度は本場のディズニーランドに行ったのでは? とチエは予想する。チエが家に帰ると百合根がジュニアを探しに来た。ジュニアに“タヌキのアルバイト”を紹介すると言い出す百合根に、チエは眉唾で話を聞くが、すでにテツも参加しているとのこと。その頃、テツはひょうたん池でタヌキをさがしていた。それを聞いたタヌキ顔の地獄組のボスは、テツが挑発していると思いこむのだった。
第2話 満月にタヌキは踊るの巻
満月にタヌキは踊るの巻……あらすじ放課後、マサルはタカシと別れて、一人で本屋に寄ったが帰り道にテツとバッタリ会う。テツの方は本屋でタヌキの本を買おうとしていた。それを聞いてなぜかコケるマサル……。家に戻ったテツは「読書中」の張り紙を障子に貼り、ひとりで読書を始める。やがて、チエに今日は満月かどうか訊いて出ていった。入れ替わりに百合根が登場。チエとおバァは百合根に事情を聞く。テツが張り切って参加しているアルバイトは本物のタヌキを捕まえるものというのだ。ひょうたん池に着いたテツはタヌキの影を見るが、その正体は……。
第3話 タヌキの正体……の巻
タヌキに生き埋めにされかかったテツ。タヌキにまつわる伝説を信じているテツは化け物の恐さをヒラメに説くのだった。実はそのタヌキ、ジュニアが変装したものだったのだが……。眉唾で聞いていたチエは賞金を出してタヌキ捕獲を依頼した人物こそタヌキなのではと言うとそれすら信じてしまい、お好み焼屋に行く。そこに依頼主が登場。テツはゴネ始める。依頼主とひょうたん池に向かうチエとヒラメ。女将の大事なペットのタヌキ、ポン吉をなんとしても捕まえたい依頼主だったが、ジュニアの仕掛けた落とし穴に落ちてしまった。
第4話 「タヌキ対キツネ」交番の決闘の巻
タヌキの捕獲作戦にチエとおバァも協力することになった。一方、テツはヒラメにおたずねタヌキのポスターを描いてもらうことに。出来上がったポスターをミツルの交番へ張り出す。そのポスターを偶然通りがかったマサルの母親が見つけた。時を同じくしてテツにタヌキ呼ばわりされていると思いこむ地獄組のボスもポスターを見る。マサルの母がボスに向かい「そっくり」と言い出したから騒動に。その頃、マサルの家にタカシが来た。家の前にテツがタヌキのポスターを貼ったというのだ。それを見たマサルはなぜか驚くのだった。
第5話 タヌキポスターの波紋の巻
タヌキの捕獲作戦にチエとおバァも協力することになった。一方、テツはヒラメにおたずねタヌキのポスターを描いてもらうことに。出来上がったポスターをミツルの交番へ張り出す。そのポスターを偶然通りがかったマサルの母親が見つけた。時を同じくしてテツにタヌキ呼ばわりされていると思いこむ地獄組のボスもポスターを見る。マサルの母がボスに向かい「そっくり」と言い出したから騒動に。その頃、マサルの家にタカシが来た。家の前にテツがタヌキのポスターを貼ったというのだ。それを見たマサルはなぜか驚くのだった。
第6話 見た・居た・消えた……の巻
タヌキはなんとマサルのところにいた。最近マサルが笑顔だったこと、ポスターを見て倒れたことはこれで辻褄が合う。チエとヒラメは依頼主に話を伝えにお好み焼に行く。感情が昂ぶり、暴れ出しそうな依頼者を百合根が縛って話が始まる……。その頃、マサルの母がチエの家に来た。マサルがタヌキと一緒に家出したというのだ。やがて、お好み焼に行こうとするマサルの母と、マサルの家に向かう依頼主やチエ達が会う。母から話を聞き、びっくりする依頼者達だった。
第7話 マサル(タヌキも一緒です)はどこだの巻
朝からひょうたん池では「マサル」と「タヌキ」の大合唱。その声はおバァの家まで届いていた。フテ寝をしていたおバァをチエが訪ね、マサルも行方不明である事を伝える。さらに地獄組の子分もやってきて、ボスが「タヌキ」の大合唱で爆発寸前だとも。おバァもひょうたん池の捜索に加わることに。その頃、駅ではデートの待ち合わせをしていたカルメラ兄。出会ったチエから騒動の事を耳にする兄だが、ひょうたん池でデートすることに。テツの声から逃げるように貸ボートで人目に付かない所にいくと、そこにはマサルがいた。
第8話 ひょうたん池の説得の巻
マサルの捜索は続く。チエはマサルがテツから逃げるためにひょうたん池にいると推理を始める。やがて、捜索隊の集合場所である学校の門に続々メンバーが集まる。その時、デートをしていたはずのカルメラ兄が来た。ひょうたん池でマサルを見つけたことを伝えにきたのだ。みんなでふたたび池に向かい、池のほとりでマサルを発見したのだった。その時、みんなが思いのままの言い訳や説得をし出して大混乱になる。耐えかねて地獄組のボスが登場。池に落ちてしまったが、おバァは静かになるから、とテツも突き落とした。
第9話 ポンタンの日記の巻
騒動は決着がついた。放課後、元気のないマサルが先に帰り、タカシはひとりぼっち。タカシは昨日、一人で夜遅くまでマサルの捜索に関わっていたが、ひょうたん池には居ないだろうと、あえて行かなかったのだ。チエとヒラメはお好み焼屋に寄り道すると、ポン吉の飼い主がいた。有馬の温泉旅館の女将である飼い主は、ポン吉を探してくれたお礼に来ていたのだ。一方、ポンタンと名付けたタヌキを元の飼い主に戻したマサル。ポンタンとの日々を綴った日記を燃やそうとしいた。タカシは日記を読み始めていきさつを知る……。
第10話 タヌキのお礼に剣の舞の巻
タヌキ捜索のお礼は地獄組のステーキ屋での食事に決まった。ボスにも迷惑をかけた詫びもかねておバァが提案したことだが、大嫌いな場所での食事になりテツはゴネて、家でおみやげを待つことにした。やがて関係者が全員集合。にぎやかにステーキ屋へ向かう。女将はお礼に剣舞を披露することにしたが、女将と一緒にいた従業員は止めようとする。いつも刀が飛ぶからだ。女将はテツの家にステーキを持参して、そこで披露することに。刀は案の定、ステーキを食べていたテツをかすって飛んでいってしまった……。
第11話 そんなこんなで今年も暮れるの巻
大晦日、チエとヨシ江はおせちの準備で大忙し。一方のテツは、座敷でぶつぶつ文句を言っていた。この正月にマサルの家族はポン吉を飼ってくれたお礼に、女将の経営する旅館に招待されているのだから……。やがて今年の反省と来年の目標を書き出すのだが、どれも「花井来るな」などのロクでもないものばかり。おバァはテツに映画のタダ券を渡して、映画館に行くように言うのだった。映画館には拳骨と百合根がいた。じつは、おバァがテツの足止めを頼むために二人に券を渡していたのだ。