西萩人物図鑑 その7


■メインキャラクター一覧■


地獄組の子分
地獄組のボスに仕える子分。いつも威勢のいいボスの太鼓持ちという役目だが、失敗を重ねるにつれて、金と名誉に目がくらむボスに愛想を尽かすこともしばしば。それでも、次から次へと始めるボスの新たな野望にずっと付き合っているのは、ボスと一生過ごす覚悟を決めたからか? 
天野勘九郎
テツとは少年時代に鑑別所で一緒だった仲。鑑別所の出所後も悪行を続けて、息子のコケザルと「ゆすり」をしていたが、偶然チエの家でゆすりをしたのが運の尽き。鑑別所の“班長”であったテツにどやされることに。そのおかげで現在は更正している。現在はテツの家の近くに住んでおり、たまに顔を出すことも。
コケザル
勘九郎の息子。小学生のくせにタバコやパチンコを平気でする悪ガキ。チエの家を訪ねるときもたいていは学校をサボっているみたい? ずる賢さにかけてはテツより一枚上手。自分の思いついた悪知恵で、テツを手玉にとることもある。しかし、その行動がたたって大人から痛い目にあうことも。おかしな名前だが、本名と思われる。
(通称 周センセ)
拳骨とは大学時代からの親友で、西萩で鍼の診療院を開いている。鍼の腕は確かなもので、西萩のみんなに頼りにされている。独特の風貌とおりの穏やかな性格の人物だが、短所はカブが大好きなこと。彼が西萩に来た時、拳骨がいちばん恐れていたことは、テツとカブで意気投合してしまうことだったが……。