購入リンク

『春までのセンセイ』(早見和真)

感想

何十年も前の青春時代に戻ったような、まるで3年E組の一員になったような不思議な感覚で、物語の中に入り込んでいきました。
だからこそなのか、加賀美先生の言葉が胸の奥に刺さって涙が止まりませんでした。もちろん、私も教室の一席で。
この年になって、もう一度青春時代を過ごせた想いでした。素敵な青春をありがとうございました! Book Yard.&COMO 川本 梓さん(鳥取)

加賀美先生の言葉の一つ一つが素敵です。
先生の生き様が詰まっている物語でした。
女子生徒の描写が凄くて、何故こんなに詳細に書けるのかと驚きました。 宮脇書店 境港店 林 雅子さん(鳥取)

1人の担任と32人の生徒達。女子校らしい悩みや喜びの描写がとても現実的で良かったです。 紀伊國屋書店 エブリイ津高店 髙見 晴子さん(岡山)

32人の女子中学生のキャラクターの描き分けがまず完璧。しかも「今の」様々な気持ちを持った中学生たちの描写なのだから、彼女たちの心をどう知り得たのだろうと思う。
早見和真さんの新境地となった作品だと思った。 啓文社 岡山本店 三島 政幸さん(岡山)

人が人へ、心から何かを伝えようとすること。そして、その思いが伝わっていくこと。
その大切さや尊さをしみじみと感じられる作品でした。加賀美先生も3年E組の生徒たちも幸せ者ですね。 喜久屋書店 倉敷店 井元さん(岡山)

余命宣告を受けた担任教師と32人の生徒が織りなすかけがえのない1年の軌跡に感動で胸がいっぱいになり溢れる涙を止めることができませんでした。愛おしくて大切にしたくてぎゅっと抱きしめたくなるような優しい優しい物語でした。
32人ひとりひとりの視点で進む物語で、多感な年頃の少女らしいままならない想いや行動が丁寧に描かれており、様々なことを乗り越えて固かったつぼみが1年をかけてゆっくり華やかに綻ぶような成長を担任教師である加賀美秀彦先生と見守っているようでした。
優しい気持ちでいっぱいで涙腺崩壊する最高の小説でした。 フタバ図書 TSUTAYA GIGA祇園店 山崎 美代子さん(広島)

32+1、全てが主人公の物語。めちゃめちゃ良かったです。
人生で泣ける本を聞かれたら、春までのセンセイが頭に浮かぶこと間違いなし。
素敵な物語をありがとうございます。 フタバ図書 本部 水本 伸一さん(広島)

元・女子高生として、思い当たる節がありすぎました。妙に騒いでみたり斜に構えてみたり、グループに入ったり入れなかったり。まさしく大人と子供の情緒が入り混じり個人差もあってカオスでした。そんな様々なタイプの生徒たちが、がめちゃくちゃでぐちゃぐちゃの感情を持て余してなにかしらを探している。読んだ人は誰もがかつての傷のかさぶたの跡をそっと触ったんじゃないでしょうか。
女の子の機微がわかりすぎですよ! 紀伊國屋書店 ゆめタウン広島店 藤井 美樹さん(広島)

3年E組の教室の中に何度も数十年前の自分を見つけた気がしました。10代の頃にこの本に出会っておきたかった。でも中年にもしっかり刺さりました。 紀伊國屋書店 広島店 山本 紗綾さん(広島)

生徒たちの成長と覚悟に最後は涙が出てきた。
見守る先生たちの思いが伝わってきた。最後までやり切ったことはこれからの人生の糧になると思う。 宮脇書店 ゆめモール下関店 吉井 めぐみさん(山口)

誰もが絶対に感じたことのある体験談のような物語でした。
どこかで必ず共感と思い出したくない気持ちを思い出させる、とってもいい作品だと思いました。思春期ならではなのか人間だからなのか、自分もどこかでずっと思っていたことが文字にされている、そんな感覚でした。 明屋書店 MEGA新下関店 満井 優璃菜さん(山口)

「今日一日、印象に残ったことは何だろう?」 自らに問いかけても、明確に答えられない日々が多いと感じています。 だからこそ、加賀美先生の「今日一日だけ」という言葉に強く心を掴まれました。
当たり前だと思っている日々のちょっとした瞬間を、もっと大切にしていきたい。 そう思わせてくれた、素敵な小説です。 ブックスジュピター 林 貴史さん(徳島)

はっとさせられた。エキストラなんかいない。誰の上にも平等に時は流れて、気づけばもう誰も同じ場所にはいない。
先生の言葉に目が覚める思いがした。 紀伊國屋書店 徳島店 吉田 咲子さん(徳島)

大人への過渡期を生きる少女たち一人一人に感情移入しながら、過去の自分がフラッシュバックしては頭を悩ませておりました。過ぎ去った時間は二度と戻ってこないと先生が言ったように、彼女たちの一節一節も一度きりで、その後の細やかな心情を知りたくてもその子の節は二度とやって来ない。別時間軸でループさせてよと何度思ったことか...。そして、先生の言葉は”余命”の物語そのものを代弁したものであり、アンチテーゼのようにも感じました。 TSUTAYA 西宝店 楠木 亜梨沙さん(香川)

32人の女子中学生と先生、ここまで丁寧に描ききっているのが凄い。
特に女の子たちのキャラクター像がそれぞれにリアリティが感じられ、誰一人違和感なくこんな子いそうって思えるがまた良い。
そしてストーリーも勿論良く、終わりにかけては涙なく読むことが出来なかった。面白い。 宮脇書店 総本店 栗本 倫成さん(香川)

32人の女子生徒達は私ではない。なのにどうして1人1人にこんなにも揺さぶられるのだろう。
かつて少女だった私は加賀美先生の言葉を聞く側の生徒のような気持ちになったり、子を想う親の気もちになったりしながら、3年E組の濃密な1年間を共に過ごさせてもらいました。
読んでいる間、ずっと胸のドキドキが止まらない小説でした。読み終わりたくない、と心から思いました。 宮脇書店 本店 藤村 結香さん(香川)

どこにでもいる、何者でもない33人のかけがえのない一年。34人目として、共に一年を駆け抜けるように拝読しました。
今、子どもであるあなた、あの時そうであった貴方が、今も、大人を、先生を、他者を、何より自分を信じられないのであれば、この一冊がきっとあなたの助けになると私は信じて疑いません。
中学生の時に感じていた大人への不信感、漠然とした将来への不安、自分は何のために存在しているのか等々、書き始めると限りのない自分が子どもの頃に感じていたことを思い出し、彼女たちに重ね時が経つのを忘れるほどに没頭しました。 明屋書店 営業本部商品課 山崎 裕也さん(愛媛)

熱血ではないけれど、静かに寄り添い、見守ってくれる先生に、早見作品史上最高に涙しました。 明屋書店 南宇和店 岡山 千晃さん(愛媛)