47都道府県サイン会ツアー第三弾 北陸3県+新潟長野編
第三弾となる今回は新潮社の湊さんチームがご一緒し、7月8、9日は石川・福井、15、16、17日は新潟・長野・富山へ行ってまいりました! レポートスタートです!
【石川・福井編】
○7月8日 石川サイン会
13時、淡路島から約5時間かけていらっしゃった湊さんと、東京から北陸新幹線で向かった編集&営業チームが金沢駅で合流。出迎えてくれた「鼓門」は圧巻でした。
昼食は湊さんからリクエストも頂いた「金沢おでん」。フカフカな車麩には熱い汁がしっかり染み込んでいてたまりません。また、駅近くでは湊さんを見かけて「金沢に来てくれてありがとうございます!」と声をかけてくれる方も。開始前から嬉しい限りです。
15時、『うつのみや金沢香林坊店』様にてサイン会スタート。
記念すべきお一人目はなんと3月に滋賀でのサイン会に参加し、今回は一番乗りをめざして富山からお越しくださった女性。湊さんが特別な「一番」マークをサインの横に描きこまれました。
サイン会には親子やご夫婦、ごきょうだいでいらっしゃる方も多く、「ネタバレ禁止は徹底してます!」とみなさん楽しそうにお話しされていました。
お母様といらっしゃった男性からは、「就職活動で『贖罪』の話をしたら、面接時間が15分のところ45分と延びて盛り上がり、内定も出ました!」というおめでたいお話も。
また、今回は『豆の上で眠る』(新潮文庫7月新刊)の刊行記念の側面もありましたが、同作のカバー絵のモチーフとなった、駄菓子の飴の指輪を母娘で用意してきてくださった方がいました。湊さん共々一同歓声をあげて大盛り上がりです!
ちなみに『豆の上で眠る』の装画はチカツタケオさんのイラストです。
サイン会に並ばれる皆さんのために湊さんが用意する「アナログブログ」でも、〝「これ、写真じゃなくて絵だったの?」と驚かれた方がいらっしゃるかもしれません″と触れられていました。
琴を弾くという女性から「どうすれば続けていけるでしょうか」の相談には、「好きで、頑張ろうと思うことをもう一つつくってみる」と湊さん。「一方でつまずいたとき、もう一方があれば気持ちが支えられます」
小さいお子さんを抱っこしたお母さんの「金沢は地元ではなかったので、友達もいなくて不安だったとき、湊さんの作品に夢中になれたことでとても救われました」というお話や、
男性読者の「湊さんはイヤミスの女王と呼ばれていますが、僕はそう思いません。感動の女王だと思っています」というお言葉には、我々も胸が熱くなりました。
また、金沢では「北國新聞」で湊さんが連載中(その他神戸新聞等で連載)の、高校の放送部を舞台にした青春小説『ブロードキャスト』を読んでいる方もたくさんいらっしゃいました!
約3時間、たっぷり読者の方とお話させていただいたサイン会も終了。
書店に併設されている素敵なカフェでおすすめの白山珈琲などをいただきました。
金箔入りのものもあり、珈琲好きの湊さんも「飲みやすくておいしいです」と大満足。ご参加の皆様、うつのみや金沢香林坊店の皆様、ありがとうございました!
夜は皆さんからお薦めいただいた海の幸を求めて町へ。日本海のお魚を堪能しました!