昨日にもまして雨が強く降っています。朝食はホテルから歩いて７、8分のMERUBY（メルビィ）へ。昔ながらのトースト(ゆで卵付き)とホットサンドをいただいてから、サイン会までのわずかな時間を縫って県立美術館へ。ピカソの名画や地元出身の芸術家・瑛九の作品を鑑賞。湊さんは「病める子」という彫刻が気に入ったようで、ポストカードを購入していました。
昼食はチキン南蛮発祥の店「おぐら本店」へ。雨がこの時ばかりは幸いしたのか、いつもは長蛇の列だそうですが、スムーズに入れました。当然、オーダーはもちろんチキン南蛮。たっぷりのタルタルソースと香ばしいチキンが相まって、これを書いている今も思い出してお腹がすいてきます。
いよいよサイン会会場の旭屋書店イオンモール宮崎店へ。
こちらでは店内が見える通路からガラス越しに湊さんをカメラに収めるファンの姿も多くみられました。会場外には、ずらっと湊作品が。
昨日の大分は、中高生の「本友」が多かったように思いますが、宮崎では、姉妹、母娘でいらっしゃる方が多かったです。「結婚の挨拶に行ったとき、義理のお母さんも湊さんファンということで、打ち解けることができました」という若い女性も。愛猫の写真を持ってきてくださった方もいらっしゃいました。また、お肉屋さんを経営しているという男性からは「ぜひ、宮崎牛も食べてください」と。そういえば、昨日から鶏しか食べていませんでした。
と、サイン会自体はまったく問題なく進んだのですが、実はあるハプニングが！ 台風の影響で、湊さんも幻冬舎スタッフも帰りの飛行機が欠航になってしまったのです。本来だったらスタッフ全員真っ青になる事態ですが、湊さんが「じゃあ、せっかくなので宮崎の夜を楽しみましょう」と。当初の予定では食べられないなとあきらめていた宮崎牛を食すべく、名店「みやちく」を速攻で予約。ここは旭屋書店の代島店長のお墨付きです。
翌日は台風一過で晴天。焼き付ける日差しはまさに南国そのものです。ようやく九州へ来たと一同実感。午後に振り替えられた飛行機の時間まで、昨日荒天で中止になった青島観光に出発です。（営業・Oは恥ずかしながら青島神社は青島という島にあると初めて知りました）
参道に着くと、依然として高い波が時折叩きつけている弥生橋を心細い思いで歩いて青島へ。島全体が亜熱帯植物の群生地なので、まるでジャングルの中に神社があるイメージです。幻冬舎スタッフがフラフラ観光している一方で、湊さんはひとり静かに「47都道府県サイン会ツアー」の成功を祈願して絵馬を奉納。境内にあるのでぜひ皆さん探してみて下さい。
大分、宮崎のサイン会ツアーは台風にもかかわらず多くのお客様に来ていただいて大成功。飛行機が欠航になるハプニングはありましたが、あの風雨のご来場くださった皆様の大変さに比べれば、たいしたことはありません。喜んで下さる読者に直接会えて幻冬舎のスタッフも大感激でした。
引き締まる思いを胸に、次週鹿児島、沖縄へサイン会ツアーは続きます。
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