○7月16日 長野サイン会
長野といえば「牛に引かれて善光寺参り」というわけで、朝は善光寺へ!
ちなみにこの日は、日本テレビよりサイン会に関する取材を受けました(7月28日「Oha!4 NEWS LIVE」内で放送)。
本堂は国宝の木造建築物で、奈良の東大寺、京都の三十三間堂に次ぐ3番目の大きさだそうです。湊さんと一緒にお戒壇巡りもしました。
一筋の光もない本堂の地下を壁伝いに歩き、やがて辿り着く「錠前」に触れると、極楽へ行けるというもの。目が慣れるということがない深い暗闇が恐ろしく、心細くなりながら(時々触れ合ってしまう前後の人の手に一人ではないと安堵しながら)、どうにか巡り終えて外に出ると、本当に生まれ直したような清々しい気持ちになります。
健康、厄除け、縁結び……とそれぞれお守りをいただいてから、お寺の近くのおそば屋へ。新潟のへぎそばともまた違う、澄みきった色でつるんとのど越しの良いおそば、暑い日にぴったりでした。腹ごしらえをして、いざサイン会!
14時、「平安堂長野店」様にてサイン会開始。会場とは別にご用意いただいた部屋で参加の皆さんへご挨拶後、会場に向かいます。また、控室には『豆の上で眠る』をイメージした色鮮やかなイラストの贈り物も!ありがとうございます!
長野は湊さんが「第二の故郷」と呼ばれるほど、毎年登山に訪れています。
「山がない所に住んでいるので、山に囲まれていてうらやましい」そうで、しかもサイン会の数日後にまた長野に来て、仙丈ケ岳に登山する予定があったので、湊さんの溢れるエネルギーに書店の皆さんも驚かれていました。
サイン会では登山の楽しみについて質問される方もいて、「登頂したときに何が見えるかが一番楽しみです。そして頂上で食べるものは地上で食べる100倍おいしいんですよ!」と力強いお言葉も。
また、同年生まれの読者の方々と「バブル世代と思われているけれどバブルを経験できなかった年ですよね」と同世代トークで盛り上がり、
「結婚して東京から長野へ越してきて不安だったものの、『望郷』を読んで悩みを相談できた気がしました」と感謝を伝えられた女性には、湊さんも「結婚当初、主人の実家がある淡路島に住み始めたときは、慣れない環境に『なんで結婚したんだろう』と涙する日々もあったのに、ある時『あれ、最近泣いたっけ?』とふと考えるほどになりました」とご自身のお話をされていました。
そして、ご病気でいらっしゃれなかったという妹さんの代わりにお姉さんがいらっしゃって、妹さんからのたくさんの質問や心がこもったメッセージを湊さんに伝えられ、湊さんが一つ一つお答えされるという場面もありました。次の機会には是非、お会いできますように。
そのほか、湊さんが過去に出演されたテレビ番組『ナカイの窓』や『トーキングフルーツ』に関する質問、またドラマ『リバース』の感想話も盛り上がりました。
「私もリバースロスです」という湊さんに、『リバース』をみんなで楽しんでいたというご家族からは、「5歳の息子が熱心に観ていたのですが、どうせわからないだろうと思っていたら、結末のネタバレをされてしまったんです!」というエピソードも。「5歳にしてすごい!将来が楽しみですね」と盛り上がりました。
約3時間半のサイン会も終了です。ご参加の皆様、平安堂長野店の皆様、ありがとうございました!
長野から今度は富山に移動します。移動の電車で食べた、湊さんが地元の方にお薦めいただいたというおやきが劇的に美味で感動しました…!
夜遅くについた富山では名物の白エビをいただきました!お刺身、かき揚げ、天ぷら、から揚げ…とあらゆる調理法で堪能。締めの氷見うどんもおいしかったです!
ごちそうさまでした!