○6月29日
九州サイン会ツアー後半戦は熊本からスタート!
湊さん、集英社チーム共に前日から現地入りです。
湊さんを熊本駅でお迎えし、ホテルに荷物を置いて「割烹・松扇」にて、夕食。
熊本名物「ひともじのぐるぐる」。
茹でた細ネギをぐるぐる巻いたものに、酢味噌を掛けていただきます。
他にも馬刺しをはじめ辛子れんこんなど、郷土の美味を堪能しました。
最新刊『未来』の創作秘話も聞かせていただきましたが、驚きと発見に満ちていて、焼酎のペースも次第にあがります(笑)。楽しいひと時を過ごし、店を後にしようと振り返ると、偶然にも「未来」の暖簾が! 下のお店が「未ら来る」と書いて“みらくる”と読む和食居酒屋でした。まさにミラクル!
○6月30日
朝から幸運にも快晴です!
タクシーで熊本城へ。親切な運転手さんの案内で、お城を見て回ります。崩れたままの石垣、工事中の本丸など、地震被害の甚大さを目の当たりに。
熊本城内の加藤清正公を祀る加藤神社で、湊さんが引いた武将おみくじは…なんと、1番「特吉」!「勝負事:向かうところ敵なし」絶好調です!
その後、水前寺成趣園へ。美しいお庭を堪能します。
公園を出てすぐの「はやし」さんで、郷土菓子「いきなり団子」をいただきます。
アツアツで美味しい! さつまいもとあんこの素朴な甘さに癒やされました。
熊本県のポスターにも起用されているおかあさんと一緒に。
昼食は「紅蘭亭」で熊本名物、太平燕を。野菜たっぷり、優しい滋味溢れるおいしさ。
13時から、いよいよ「紀伊國屋書店 熊本はません店」でサイン会です。
開始前から長蛇の列。みなさんのはやる気持ちが伝わってきます。
お待ちいただく間にお渡しする湊さんお手製のアナログブログには、初めて熊本を訪れた学生時代のエピソードも!
熊本のみなさんとの距離もグッと近づきます。
中には「まだ間に合いますか!?」と汗をかきながら自転車で駆けつけてくれた女子大生や、鹿児島からわざわざ足を運んでくれた方もいて、どれだけこの日を心待ちにしていただいていたのかを実感しました。
短い時間ではありますが、ひとりひとりとお話をしながら心を込めてサインをする湊さんに一同感動。
ご参加の皆様、紀伊國屋書店熊本はません店の皆様、ありがとうございました!
終了後はタクシーで熊本駅へ。
ビールで乾杯。昨日食べておいしかった馬肉が忘れられず、馬肉コロッケをつまみに。新幹線で博多に向かいます。
あいにくの小雨が降る中、「水炊き長野」へ。
前菜から鶏づくし!
可愛い瓶の葡萄酒と一緒にいただく鶏料理に舌鼓を打ちます。
さすが博多、水炊きという食べ物の概念が変わります! 話は次第に湊さん、編集者たちのそれぞれの家庭の味に。出身地が違うと食文化も違うことを再認識。
食後は、珈琲焼酎オンリーのバーにお邪魔しました。娘さんが湊さんの大ファンだというマスターがお出迎え。マスター、娘さんの話なんて初めて聞きましたよ(笑)。
お店を出る頃にはしっかり雨も上がっていました。