2週にわたる四国でのサイン会ツアーのスタートです。
徳島までバスで来られ、そこからJRで高松に入る湊さんとは高松駅で合流することに。ところが文春チームの飛行機が10分ほど遅延。サイン会の前に映画『望郷』の舞台挨拶をしていただく予定が入っており、その時間が迫ってきたため、先に新幹線で現地に入っていた現在は週刊文春にいる初代担当のI君が湊さんをお連れして、我々は映画館に直接向かうことになりました。
12時前、映画館のソレイユで無事、湊さんと合流。映画『望郷』はこの日が封切日。上映終了の時間に合わせ、菊地健雄監督と共にご登壇いただき、20分ほどお話しいただきました。
ソレイユはレトロな雰囲気の漂う映画館でした。菊地監督は奥さんと共に来られていて、短時間の間に二人の馴れ初めを聞き出す湊さんでした。
終わって今日のサイン会の会場、宮脇書店本店へ。
腹が減っては戦が出来ぬと、荷物を置いてから近くのうどん屋「川福」へ。湊さんは天ぷら釜揚げうどんを注文。お店は一番のどごしが良いという太さ4ミリ、長さ90センチのうどんにこだわっているらしく、たしかに麺は長かったです。店内には有名政治家や相撲の力士たちの写真、サインがたくさん飾られ、老舗感たっぷり。
書店に戻り、お店への色紙を書いていただいた後、午後2時、いよいよ四国での最初のサイン会開始です。若干心配されていた天気の崩れもなく、これまで聞いていたとおり、開始前には整理券を持ったファンの長蛇の列でした。
さっきの映画の舞台挨拶を観てから来ましたというお客さんをはじめ、大阪でのサイン会がすでに終わってしまっていたので近くでのサイン会の予定を探し、今回高松に来ましたという方も。母と子で一緒に並んでいる方も結構いましたが、意外と父と子という組み合わせが多いのも印象的で、娘が模試で来られなくなり代わりに来ましたというお父さんもいました。
自分の名前を登場人物の名前に使ってほしいというファンも複数いて、名前を考えるのは得意ではないので、と話す湊さんは快諾。
会社の同僚だという男女5人組は、失礼ながら一見アウトドア派に見えましたが、実は読書部仲間だとのこと。湊さんがグループ名を訊くと「特にありません」とのことだったので、では「○○と愉快な仲間たち」で、と咄嗟に命名すると、とても喜んでいました。是非、今後も仲良く読書会を続けていってほしいですね。
終了後はお店へのサイン本作り。店員の藤村さんによると、ここ宮脇書店本店はドラマ『Nのために』のロケで使われた場所。窪田正孝さん、榮倉奈々さんがここで撮影をしたんですね。道理で、今日のサイン会は『Nのために』を持って来た人が多かったわけです。
この日、高松は医学会があるため、どこのホテルもかなり前からいっぱいになってしまっており、宿泊は高松駅から特急で20分ほどの宇多津にて。I君とはここで別れ、宇多津のホテルには18時半前に到着。
夕食はホテル内の和食ダイニングで。各自、地元産の肉を注文し、自分で鉄板で焼きながら食べました。〆のデザートは醤油豆のアイスでした。
今回ご一緒している文春の一行の中でいちばん若いのは、入社3年目で映像メディア部のY青年。彼はずっと本格的に自転車に乗っているのですが、女の子との出会いがないと湊さんにこぼしておりました。
これにて一日目が終了。